フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

OTTAVA・2

TBSラジオのデジタル放送「OTTAVA」の本放送が始まっている。
今日は主にインターネットでリスニング中。
なるほど、これがコンテンポラリー・クラシック・ステーションかと感心しながら楽しませてもらっている。
などというのは、一日遅れのエイプリル・フール
正直なところ、ナレーションも含め、何て陰気な放送だろうという印象。
夜帯なら、こんなテイストでもいいかもしれないが、昼間にこれはないんじゃないと思うのだ。
下手したら寝てしまいそう。
もう少し、明るい感じの演出があってもよさそうなのに。
しかも、今聞いている時間は生放送だと言う。
「生放送で緊張しました。」などと語り手が喋っているが、そんな緊張感は少しも伝わらず。
別に生である必要ないんじゃないと誰でも思うのではないだろうか。
先日書いたように、OTTAVAには既にスポンサードされた番組が4つある。
一つは、今聞いている番組で、提供はへーベルハウス
後、土日に、エーザイ新光証券ONKYOがついている。
いわゆる金余り層をターゲットにしているのかもしれない。
しかし、訴求力を感じない番組である。
グレードは高いかもしれないが、印象は乏しい。
リスナーをキャッチすることに成功するかどうか、私はこの演出では無理だと思う。
演出力と番組のクオリティ維持能力に少しクエッションマークがつくのだ。
とはいえ、私はTFMのチャンネル以上のものをOTTAVAに感じている一人である。
あんまり無理をしないで、制作費をできるだけおさえた番組編成に努めてもらいたい。
一日でも長く続けるために、東京のキー局だからと背伸びした制作体制をとらないよう願ってやまない。