フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

DJ志望

ある芸能プロダクションのマネージャーが、DJ志望の若者と事務所に所属するかしないかみたいな話をしている。
一生懸命、タレント道を語るマネージャーにただ「はあ、はあ」と、覇気のない返事をする彼。
タレントは日々努力、少しでもさぼれば後ろから来た後輩に簡単に追い抜かれる、横で聞いていてなるほどなと思う私なのだが、私が納得しても仕方がない。
肝心のDJ志望君、もっとやる気をみせんかい、とイライラする。
もっとこう、ハングリーな自分を表現できないの?
それができないならDJなんかなろうとせず、好き勝手に生きたらどう?
要は、あんたは勝つ気はないのか!ということだ。
コミュニティFMの世界でも同じだろう。
喋り手の方も、番組を作る方も、闘争心がどれだけあるのかと言うことにつきる。
横山やすしさんではないが、「どうせやるなら1着とらんかい!」である。
1着とる気がないなら、最初から入ってくるなというのが本音だ。
仕事はトーナメントだと思ってほしい。
まず、隣人を叩きのめす。
言葉で相手をうちのめす必要はないが、心は常に戦いの中にないといけない。
放送の世界は、そう言う世界なのである。
弱肉強食、向上心あるものだけが生き残れる。
また、そういう力のあるものが残るから、商品としても魅力ある番組ができるのだろう。
なかよし倶楽部では、未来はない。
生々しくも今そう思った次第である。