フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

営業の話・7

一度、出稿していただいたクライアントのリピート率はどれくらいだろう。
最初からレギュラー契約なら別だが、単発スポットとか限定された期間のタイム提供クライアントのリピート率は気になるところである。
一度去ったクライアントは二度と戻ってこない、などということもよく耳にする。
思ったほどの効果がなかったのかもしれないし、効果なんか最初から期待していなかったクライアントもいるだろう。
しかし営業としては見過ごしてはならない点だ。
効果なんか期待しないけど、君が熱心だったから試しに出稿したというクライアントに対して、今後どんなプロモートが可能だろうか。
商品のクオリティが重要であり、いくら商品を売っている営業マンのクオリティが良くてもそれだけでは長続きしない。
このあたり営業の上司の方はあまり自覚されていないのではと思うことがある。
営業マンのクオリティが高ければ、クライアントは一度だけならつきあってくれる(商品を買ってくれる)かもしれない。
それぐらいのノーハウぐらい有能な営業マンは持っている。
しかし、その商品のクオリティが低ければ、二度はないと考えるべきだろう。
クライアントは、こう言うに違いない。
「君ぐらい優秀な営業マンが、こんな商品を売りつけるなんてどうかしている。」と。
もちろん、優秀な営業マンならそんなことをすれば首をしめるだけだということは熟知している。
クオリティが低いものは、クオリティが低いことを説明してから売るべきだと思っているはず。
「安かろう、悪かろう」という言葉もわかっていれば、「安物買いの銭失い」という言葉もわかっている。
何故、そんな商品を売ろうとするかというと、それが会社からの命令だからだ。
コミュニティFMのスポットを売れ、タイムを売れ、売れるまでは帰ってくるな。


コミュニティFMが売れるか?
商品のクオリティを考えた場合、コミュニティFMのタイムやスポット、それらに価値がどれだけあると営業マンは考えるだろうか。
1回あたり1000円とか1500円とか、そんな値つけをしてタイムを売っておられるコミュニティFMもある。
一体、誰がそれを買うのだろうか。
第一、それが商品として成立していると信じる根拠はどこにあるのだろう。
それは買う人が考えればいい。
私達は時間を貸しているだけと言う考え方も成り立たないわけではないが、時間貸しでクオリティがどれだけ保てるのだろう。
一度だけならゆるしてあげる〜でも二度目はないよ〜。
そんなフレーズを思い出した。
少し刺激的に書きすぎたかもしれないが、皆さんのご意見を聞かせてもらえればと思っている。