フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

興味が薄れたデジタルラジオ

今日、デジタルラジオの情報交換会というのがありました。
東芝から発売される携帯新機種2種と、シャープのアクオス搭載の携帯の展示もあってまあまあ面白かったのですが、会場は一時の熱気もどこへやらという感じ。
業界的には興味も薄れたのかもしれません。
VHF帯の電波割り当ても、デジタルラジオ優先の目はなくなったという判断が強まっています。
DRPも、何となくお荷物的な存在になってきました。
賛助会員あたりから、そろそろ脱退しはじめるところが出てくるかもしれません。
高い会費を払って、無駄なものを維持しているというニュアンスでしょうか。
そりゃ、そうです。
総務省デジタルラジオに電波を優先的に割り当てるという話があったから、参加されていたのです。
今のように、一度すべて白紙みたいな話になったら、個別にプランを出した方が得だと思われても仕方がありません。
ところで、昨日、TFMとFMOの共同制作で、阪神・淡路大震災関連の防災特番をデジタルラジオでされていました。
災害時にデジタルラジオはこんなに有益であるというデモンストレーションでもあったのでしょうが、さほど話題にもされずに終ってしまいました。
先ほどDRPのサイトを見たのですが、この特番に関しては何の情報もなし。
DRPの電波を使って、デジタルラジオのプロモーションをやっているのに、DRPが知らん顔というのはどういうことなのでしょうか。
ほとんどのラジオ局はデジタルラジオに興味がない?
一部の局の一人相撲なんて揶揄する人もいますが、これでいいのでしょうかね。


ところで、今私の机の上に、携帯チューナーW44Sがあります。
事務所は、東京タワーがよく見える場所にあるため、受信状態は比較的良好ですが、町の中ではデジタルラジオの受信は必ずしもクリアではないとか。
やはり、増力がないとワンセグテレビのようには受信できないようです。
画面を見ながら、色々感じることがあるのですが、それは又おいおい書いて行きたいと思います。
そんなに可能性がないとは思えないというのが、とりあえず今の私の感想です。