フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

さすがというか・・・

今日は、打合せのためにNHK放送センターに行ってきました。
そんなに度々行く場所でもないので、あちらでうろうろ、こちらでうろうろ。
放送局は迷路のように作っておいたほうが、治安のためにいいのだと先輩から言われたことがあります。
簡単に相手に構造を把握されない方が、何か異変が起きたときに対応しやすくなるのだそうです。
多分、軍部のクーデターで放送局を占拠されることを想定されているのでしょうが、昨今は杞憂でもなさそうだと思わないでもありません。
ラジオの制作スタジオ・ゾーンというところで打合せをしたのですが、一体NHKはラジオのスタジオをいくつ持っているのだと感心するほど、スタジオが並んでいます。
しかも、どのスタジオも広い。
コミュニティFMのスタジオが4つも5つも入りそうなスタジオ。
あるスタジオでは歌謡曲の番組の収録をやっていましたが、何とフルオーケストラがスタジオに入っています。
テレビの収録ではありませんよ、あくまでラジオ番組。
この番組はずっと、フルバンで収録しているのだと関係者。
さすがというか・・むだづ・・いや、あの、むにゃむにゃ・・。
私はある女優さんと一緒にいたのですが、ラジオでいいから、私も歌ってみたいなどとのたまう。
ま、あこがれますよね、ラジオなのに出演者のみなさん、衣装は立派だし、メイクはばっちりだし。
あでやかな美川憲一さんが、「こんにちは〜」などと挨拶されながら、去っていかれたりすると、NHKのラジオの力をまざまざと見せ付けられてしまいました。
NHKはもっとコミュニティFMを手伝ってあげろと再々書いてきましたが、東京でこれだけの設備と制作費をかけていたら、地方までは金が回っていかないかもしれないな、と思った次第。
私も、ここで番組の制作をしたいなと考えたりするのですが、実際のところNHKの制作マンって、単なる歯車の一つにすぎない、やりたいことがあっても、なかなかやれないというのが実情ですから、外から見るのと中に入って仕事をするのとでは、だいぶ違いがありそうです。
ついでに大河ドラマ風林火山」の収録現場をちら見。
そこだけ、時代が違うというのも、なかなかの風景でした。