フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

身辺雑記

昨日、ラジオ関西のこと、三浦紘朗さんのことを書いたところ、早速複数の方から情報をいただきました。
ありがとうございます。
ラジオ関西についての私的な話も後日、また触れてみたいと思っております。
ところで、今日、航空会社のサービスに少しびっくりしました。
実は、先日機内にある本を忘れたのです。
機を降りてしばらくして気づき、空港に戻って窓口で「座席に忘れたと思うのですが、届いてませんか?」と尋ねました。
地上係員の方は私の搭乗券を見て、しばらくコンピュータのキーをカチャカチャ叩いておられたのですが、「届いてないようですね。その飛行機は現在フライト中で後10分したら某空港に着陸しますので、連絡して探すように伝えます。しばらくここでお待ちになられますか?」
10分ぐらいなら待とうかと思い、しばらく椅子に座っていたが、20分たっても30分たっても連絡がない。
やっと40分ぐらいたってから、先ほどの係員の方が「何度も問い合わせているんですが見つからないようです。もう少し待たれますか?」とすまなさそうな顔をしてそういった。
私は本のことは諦め、「出てこないのならあきらめます、どうもすみませんでした。」とその場を去った。
それが1週間前。
今日、別の空港から飛行機に乗ろうと思い、事前にネットで予約したところ、この予約はskipできませんので、カウンターで航空券を受け取ってくれと出る。
「へ?何これ?」
とりあえず、ネットでの予約を完了させ、空港へ行ってカウンターにその旨を告げた。
係員は、私のIDカードを受け取り、やはりキーボードをしばらくカチャカチャ。
「あ、本が届いています。予約を承っていましたので、こちらに本を回しておきました。しばらくお待ちください。」
本が届いている?あれから探してくれたんだ。諦めていたのに、しかも別の空港に回しておいてくれるなんて・・・。
ちょっと感激してしまった。
しかも、係員は「あの時、見つからなくて申し訳ありませんでした。」とわざわざ謝ってくれる。
こちらが恐縮する話だ。悪いのは忘れた私なのだから。(しかも対応されたのは別の人なのに)
丁重にお礼を言って、私は空の人となった。
たった1冊の本を持ち主に届けようと努力してくれた人々に心から感謝したくなる、私にとっては本当に嬉しい出来事だった。
私も負けないで、誰にも喜ばれるようなサービスを心がけないといけない。
そう、決意させてもらった次第である。