フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ラジオ関西

ラジオ関西、神戸にあるラジオ局。
通称、ラジ関、またはCR。
一時期はAM神戸と言っていたが、私はその頃は関西にいなかった。
558Khz(私が関西にいた時は560Khz)という低い周波数付近にある局は珍しいので、東京でも比較的キャッチしやすい。
須磨にあった局で、ビーチボーイズの「スマハマ」という曲は、彼らがラジオ関西に出た時の印象を歌にしたのだという説もあった。
そのためか、ラジオ関西のステーション・テーマのようにこの曲がかかっていたのを思い出す。
真偽は謎だが。
「ここは海の見える放送局〜♪」というテーマソングもあったが、あの阪神大震災で須磨の社屋は崩壊。
中央区のビルに移転したというが、須磨のあの場所は今どうなっているのだろう。
いきなり、何故ラジオ関西?と思われるかもしれない。
実は、昨日の夜、久しぶりにラジオ関西にチューニングしたのだ。
三浦紘朗さんの「名曲ラジオアワー」というのをやっていた。http://jocr.jp/radiohour/radiohour.html
古風なタイトルに、ゆったりとした番組の進行。
三浦紘朗(ひろあき)さんて、まだやっておられたんだなあ。
団塊の世代が喜びそうな選曲、上記のサイトの公開録音の場面もそういう世代で一杯である。
若い人たちには、何をノスタルジーに浸っているんだと言われそうだが、私も含めて60年代,70年代の音楽に心をゆさぶられていたものには、どれだけくだらないと言われようともついつい聞いてしまいそうな番組である。
山下達郎の「サンデー・ソング・ブック」のようなマニアックな番組はちょっとという人にも、「名曲ラジオアワー」はやさしいというか。
目線がもう少し下にあるんだろうな、庶民の気持ちがいい形で表現されている。
かって、「電話リクエスト」で一斉を風靡したラジオ関西
上記のサイトでアナログ音源の豊富さを誇っているが、震災後もアナログ盤が残ったのだとするならば、多分、貴重な音源が一杯あることだろう。
三浦紘朗さんって、関西のコミュニティFMには出ておられないのだろうか。
音源をラジ関から借りていただいて、コミュニティFMで流されるなら、聞く人は多分多いと思うのだが。
新しい曲ばかりかけるのがコミュニティFMの仕事じゃないよと憎まれ口を少しだけ。