CEATEC JAPAN

風雨の中、千葉県は幕張まで行ってまいりました。
IT＆エレクトロニクス産業の最新トレンドが展示されるCEATEC JAPANを見るためです。
この4〜5年毎年出かけるようにしているのですが、いつも思うことが一つだけあります。
それは、千葉県幕張は少し遠すぎるということ。
往復で3時間かかってしまうので、できれば東京ビッグサイトでやってもらえないかと思う次第。
幕張メッセにとっては、もちろんやめてもらっては困るでしょうが。
他にも「東京モーターショー」とか「東京ゲームショー」などで全国的に注目される幕張メッセですが、交通の不便さだけは何とかしてほしいといつも思います。
特にＪＲ東日本。
もう少し、使い勝手のいいダイヤにできないのものですかね。（京葉線というのも問題ありかも）
で、風雨の中、えっちらおっちらと幕張まで行ったのですが、意外だったのは悪天候にもかかわらず大勢の人がつめかけていたこと。
地方から出張で来られていて、今さら予定が変えられなかった方が多かったのでしょうか。
東京で行われるイベントって、ひょっとしたら半分は地方から来られた方かもしれませんね。
東京には本当に求心力があります。
関西出身者として納得できない面もありますが、認めざるを得ない点ですね。
さて、そのCEATEC JAPAN ですが、今年は昨年より少し地味になったような気がします。
コンパニオンの数も少しですが、減ったような・・・。
早い話、メイン企業が予算を減らしたのではないでしょうか。
邪推かもしれませんが、景気回復といいながら販促面で経費を削っているという印象ですね。
デジタルラジオは、auの携帯以外に、ドコモも試作機を展示していました。
個人的にはドコモの方が、デザイン的に優れているような気がしました。
心なしか音もいいような・・・。（といってもリアルタイムで受信したのではなく事前に取り込んでおいた音ですが）
年内にauから一般に発売されるという情報がTFM筋からしきりに流されていたようですが、私が係員の方にお尋ねした限りではそんな話はなさそうでした。
多分早くて来年の春あたりではないでしょうか。
TFMは近々本格的に放送を始めるらしいのですが、無駄骨にならないかと危惧いたします。
他にもNHKブースでDRPによるピクセラ製端末のデモ機が置かれていましたが、これは先日のA&Vフェスタで発表済みのものです。
皆さんおっしゃるように、デジタルラジオにはほとんどスポットがあたっていませんでした。
ワンセグテレビと区別のつかないようなデジタルラジオのデモ画面じゃ、人の関心はワンセグテレビに行くのは当たり前だと思うのですが。
ここにあるのがデジタルラジオのすべてでは、デジタルの未来はもちろんありえないでしょう。
そんなはずはない、多分私はそう思ってデジタルラジオを今後も語りつづけるつもりです。