フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ニッポン放送を聞いて

日曜日の夜、ニッポン放送の番組を聞く。
9時半からの石原さとみ、10時からの上戸彩
いずれも30分番組だが、面白さは上戸の方が数段上戸。(上だ)
石原さとみは、私がNHKてるてる家族」を贔屓にしていたので、その時から気になっていた。
役者的には、三女役の上野樹里(「スウィングガールズ」のヒロイン)がピカ一だったので、何故に石原さとみ、やはり事務所の力?なんて思ったりしたものだ。
一生懸命やっていたし、違和感があるわけでもなかったが、上野樹理が演じた方が説得力がアップするのは目に見えていた。
持っている世界の違いかもしれない。
ついでにいうと、母親役の浅野ゆう子さんはさすがにこなれていたし、長女役の紺野まひるもよかった。(でもあのスケート力でオリンピックに出れる?)
ダメなのは、次女の上原多香子と父親役の岸谷吾朗。
上原多香子がモデルのいしだあゆみに外見が似ているのはわかるが、あまりにも演技が大根。
NHKの事務所対策としか思えないのが残念だった。
岸谷さんは、「月はどっちに出ている」の時から評価しているが、大阪弁がひどすぎた。
どこの国にある大阪?という感じ。
ま、それでも全体としては合格点で、楽しませてもらったから印象は今もよい。


ラジオの話にもどって、石原さとみさん、DJとしてはあまりに雑に聞こえて好きになれない。
彼女の話の向こうに世界がひろがっていない、それぐらいの表現力しかないのではと思ってしまうのだ。
対して、上戸彩さんは、情景描写も的確だし、自分の表現の仕方もラジオ的に優れている。
彼女はテレビで人気アイドルという要素を省いても、DJとして出演してもらいたくなる人材だという気がする。
今日は、レゲエ風にアレンジした彼女の「涙をふいて」を番組でかけていたが、なかなかノリのいい曲だった。
レゲエ風にすれば、ある程度の曲は聴けるものだが、彼女のリズム感もなかなかのものだなあと思ったわけだ。
さて、今日はこんな話をするつもりではなかったのだが、つい筆がすべってしまった。
明日は、アナログ放送の未来について書く予定。