フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

上半期は終わりぬ

放送の世界では、9月末は特異期でもある。
10月から、一斉に新番組がスタート。
そのために、8月ぐらいからバタバタの毎日を送ったりする。
コミュニティFMは、改編といってもそんなにいじることもないだろう。
提供を終るスポンサーも始めるスポンサーもたかがしれていると思うからだ。
東京や大阪などの基幹局の編成は今は大変である。
何しろ、ラジオから広告費がどんどん引いていく。
スポンサーは何とか継続を維持できたとしても、予算の減額は日常茶飯事。
その分、出演者やスタッフへの支払いは強制減。
これで面白い番組を作れてといわれても・・・、そんな外部の人の声がエコーのように聞こえてくる。
とにかくお金を出していただければ何でもしますと営業さんが売りに歩いている。
FM局も相当の値崩れが起き、その分零細な企業の方もお求め安くなっているという。
これでは、ますますコミュニティFMまで金が回らなくなるのではと心配になる。
狙いはコミュニティFMに出稿しているクライアントだ、なんて言う県域局の営業マンもいそうだ。
何しろラジオへの出稿に興味を持っておられるはずだし、多分コミュニティFMの放送に限界を感じてもおられるはず。
コミュニティFMの料金に出し値が近づけば、県域局に乗り換えるのは当然といえば当然ではないだろうか。
まさか県域局コミュニティFMの料金に近づくわけはないと思われるかもしれないが、今の状況だとそうとも言っておれないような感じもするのだ。
コミュニティFMの皆様、どうかお気をつけあれ。