フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

時を盗むメディア

先日、TBSラジオの「ウンナンタイム」を聞いていました。
中で、ナンチャン(南原清隆さん)が指摘されていたことに少し共感してしまったので書いてみます。


最近、テレビを見てないんですよ。
テレビってね、見始めるとあっという間に時間が過ぎるでしょう。
つまり、自分の時間をテレビに合わさせられるというんですかね。
テレビって、時間が凝縮されるているので、見ているほうがすごいスピードで時間を消費してしまうんですよ。
だから、テレビを消したときに、やっと自分の時間が取り戻せるんだと思うわけです。どう思いますか?


確かにテレビをつけていると、テレビにあわせて時間が過ぎていくんですよね。
言うなら自分の時間をテレビというメディアに盗まれているといいますか。
テレビって例えば1時間番組作るのに6時間も7時間も使っているとしたら、それが凝縮した分、時間がたつのはあっという間になるのではと思うのです。
ラジオも同じような面があるとは思うのですが、そんなに時間を奪われているという感じはありません。
自分の充実した時間って、テレビの世界には多分ないのかもしれません。
テレビの時間で、自分の時間を埋めるようになったら、奥行きのないパーソナリティが作られるような気がするのです。
ラジオを面白くする人は、あまりテレビに時間を盗まれていない人ではないかなと、これも思いつき的に感じてしまいました。
ラジオマンはあまりテレビ漬けになってはいけない、なんて意見はどうでしょうか。