発言することの難しさ

現実を知れば知るほど意見を言うのが難しくなるといいます。
これはコミュニティFMにおいても然りです。
コミュニティFMの現状を把握すればするほど、中途半端な意見はいえなくなります。
それが間違っているわけではありません。
ただ、思ったことを口にするだけでは、コミュニティFM関係者に伝わらないのです。
つまり、現実を知れば知るほど、正論を言っても関係者に伝わらないことがわかるのです。
では、どうすれば伝わるようになるのか、それは実際にそばに行って、自分でやってみるしかないのではと思うのです。
外野で発言するだけでは、気づいてもらえない。
しかし、実際にそばで実証してみるなんて、個人的には大事（おおごと）です。
失敗したら信用は失墜するし、成功したからといって報酬など期待できない。
金にもならないのに、何故に私の名誉まで賭けないといけないのか。
そういうわけで、今日も私は自分で何をするでもなく、発言を続けております。
机上の空論、なんて言われようが気にしません。
知るものに必要なことは適切な沈黙である。
色即是空を語るものが、色のみを語るのは愚である。
ま、そんなことを思い巡らしながら、今日も何やかやと発言しております。
難渋なことです。