フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

評判のいいコミュニティFM・3

昨日は、少々羽目をはずした書き込みをしてしまいました。
何てことをしたんだというようなお叱りの言葉が来るかなと思いましたが、クリエイターはそれぐらいの武勇伝がないといけないという励ましの言葉のほうが意外と多かったようです。
面白い発想というのは、自分が何ものからも束縛されない、精神的に自由であるという立場があってこそ生まれるものかもしれません。
規則だの、慣習だの、掟だの、ルールでがんじがらめにされた頭で何が産み出せるというのでしょうか。
少々無茶苦茶するぐらいの気概がなければ、クリエイティブな発想は生まれません。
<有無を言わさず自己主張を押しつけ、「素人は黙ってなさい」的な、編成兼営業兼責任者という困った人>がいては、面白いコミュニティFMにはならないでしょう。
誤った責任感を持つ放送マンは、コミュニティFMを阻害する可能性もあるのではと危惧しております。
ところで、編成問題に関連して、エフエム宝塚の責任者の方からメールをいただきました。
その一部を引用させていただきます。


こちらに勤務して以来、5日間の夏休みを初めて取ることが出来ました。
当初は、公休であろうと無かろうと、
すぐに自宅・携帯に電話が入ったものでしたが、
台風接近を含め、事件・事故にたいして
何をしなければいけないのか、リスナーが何を求めているのか
自分たちで考えて取材等をやってくれるようになりました。
私が就任した当時の番組は、大手FM局の方がコンサルで入られていたため
802やFM大阪の真似事。
お喋りにはBGMが引かれ、それもお喋りを消すがごとく高め。
スポットニュース1本入れるにも、BGMを引くのか?
コーナーがないけれど何処に入れたらよいのか?等々
およそコミュニティとはかけ離れた番組作りでした。
スキルの問題も含め、一挙に改編が出来ず、
今年4月に、やっと全面改編出来たような気がします。


この方は、放送業界ではベテランの方で、ある意味プロ中のプロと拝察されるのですが、私が主張する「コミュニティFMはプロ的視点よりも偉大なるアマチュアリズムが重要」ということに共感していただいたようです。
エフエム宝塚については、ほとんど何の知識もない私ですが、4月の全面改編を期により地域に密着した番組作りが行われているだろうと推察されます。
評判のいいコミュニティFMの一つとして評価される、そんなエフエム宝塚であることを祈念してやみません。