大・大阪博

今年も渋谷で東急主催による「大・大阪博」が9月から10月にかけて行われる予定だ。
私の知人がプランナーをやっている関係から、何やかんやと相談を持ちかけられるのだが、大阪文化を再認識するきっかけにもなるので私も億劫がらずに対応したりしている。
今回は、大阪の商売の世界にスポットをあてるらしい。
大阪の３大神さんを並べるのだという。
一つは、昨年に続いて、通天閣のビリケンさん、確かに幸福の神様として一気に全国的に有名になったような気がする。
もう一つは、商売の神様、松下幸之助。
松下電器さんから資料を借り出して展示する予定。
最後に、大阪の商売人の神様、エビス様。
「商売繁盛で、笹もってこい！」の掛け声は大阪人なら誰もが知っている.
で、今宮戎さんの許可を得て、えべっさんを渋谷に持っていくのだという。
エビス様といえば、東京では七福神の一人という印象しかないが、大阪商人には日々の糧を産み出してくれるありがたい神様なのだ。
ついでに、「大・大阪博」の一環として、恵比寿ガーデンプレイスで「渋谷繁盛亭」という上方落語会を催すことになった。
私の知人、そういうことでせっかく恵比寿でやるのだからと、某アルコール飲料会社へ協賛の話を持ち込んだのだが、「うちはお笑いはちょっと・・・」とすげなく断られたのだとか。
お笑いって、これは大阪の伝統芸能やねんけど・・・と私にぶつぶつ。
おそらく、提案の仕方が悪かったのだろうが、お笑いはイメージに合わないというのはどうなのだろうか。
少し前まで、大阪のマーケットに弱いからと、わざわざ吉本のタレントさんと大々的にタイアップしていたのになあ、と少々意外だった。
メーカー的には思ったほど、成果が上がらなかったのかな。
箱根駅伝に力を入れれば入れるほど、大阪人から支持されなくなるような気がしないでもないのだが。
ということで、最近コミュニティFMとは縁遠い話で頭の中が一杯である。
明日も、中味のある話ができるかどうか、今から心配なのだが。