フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

ラジオショッピングは要らない?・3

さて、少し話が脱線気味だったので、元へ戻しましょう。
6/25でsparkさんがご指摘の通り、コミュニティFMにとってラジオショッピングが効果的かどうかは疑問な面もあります。
一回の放送で100人のリアクションというのは、大都市の放送局の話かもしれません。
ただ、通販会社がレギュラー的にコミュニティFMに番組を提供しているということは、それなりに効果があるからだと思います。
反応はあまりないですねえ・・通販会社からそう言われたとしても、本当に採算に合わないなら止めているはずです。
私は、ラジオショッピングというのは、きっと別の見方があると思うのです。
ラジオショッピングを生業にして成長している通販会社はたくさんあります。
2年前に独立された方がおられるのですが、その方は番組枠さえ与えていただければ、月に100万円以上の利益を放送局に返しますといっておられました。
ノーハウを身につけた人には、ラジオショッピングは宝の山らしいのです。
言い換えれば、放送局もそのあたりのノーハウを身につければいいのです。
いかに魅力的な商品を、どれだけ安価に仕入れ、どういう番組の構成をし、パーソナリティにどうそれを説明してもらうか。
電話の応答はこう、アフターサービスはこう、顧客データの管理はこのようにして、というように。
口で言うのは簡単ですが、実際は大変ですよ。
放送局が自主的に運営しているラジオショッピングは、さほど利益を上げてはいないと聞きます。
少しでも儲かればいいぐらいの気持ちでやっているからではないかと思うのです。
素人が農業をやるようなもの、かもしれません。
もっと大きな実がなるはずなのに、肥料の与え方を知らない、手入れの仕方を知らない。
それでも、一応形だけは実がなる。
どうせ副業なのだから、それでいいと思うのかもしれません。
何しろ、放送局がどれだけ効率的に金を儲けているのかを自覚していれば、普通の商売なんかバカらしくてやれないのではないかと。(電波料なんか仕入れにかかる費用がゼロに近い)
だから、あまり力が入らない。
少しでも儲かれば、放送局としてはよくやったということになるのかも。
で、その裏で、番組提供している通販会社がウハウハ。
ま、そのあたりは又明日にでも。