フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

困りましたねえ

この欄にもコメントをいただいているsparkさんの6/20のブログ。
あるリスナーの方からのメールが紹介されていました。


最近のFMは
・DJの選曲よりプロモ優先の同じ曲ばかり→毎日聞くとそのアーティストが嫌いになる
・やたら視聴者の電話参加→プロのDJと素人の会話、ほとんどかみ合わない・・・
・ラジオショッピング→いらないよ!ほしいなら自分でお店いくから・・・(以上引用)


最近のFMは、というより、もう10年ぐらいそうなっているのではと私は思ったりします。
プロモ優先というか、いわゆるヘビーローテーション(パワープレイともいう)システムを日本のFMもとるようになってから、同じ曲が一日に何回もかかるという現象が生まれるようになってしまいました。
大阪のFM802さんが、このシステムでヒット曲を量産したというイメージを過剰に植え付けたような気もします。
本来ヒットすべき曲に、ヒットする場を提供したという意味では、私は肯定したい面もあるのですが、ヒットするとは思えない曲にまで、営業がらみで場を提供する局が増えてくるのでは本末転倒ではないかと思ったりしました。
パワープレイが商品として売られるようになれば、リスナーからかえって反感を持たれるというのは当然だと思います。
放送局が編成方針としてヒット曲を生み出そうというのは、私は悪いことではないと思っています。
ただ、それは、本当にいい曲をリスナーに提供するのが放送局の義務だという矜持あってこそだと思うのです。
金になるから、義理があるから、かけておけば何かいいことが返ってくるからという理由で同じ曲が一日に何回もかかるというのはどうなんでしょうか。
リスナー不在、そんな印象が確かにあると見られても仕方がないような気がします。
この話、また明日も続けたいと思います。