フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

知らぬが花

最近、つくづく思います、知らぬが花、と。
きれいな花には棘がある、などといいますが、かっこよく見えるもの、面白くみえるものにはどこか裏があるというのが放送の世界のようです。
何でもかんでもリスナーが知ればいいというものでもないと思います。
努力する姿を見せない、スポーツの世界では時々おられますね。
私は何もしていません、自然体でやればこうなったのですというメッセージを発信している人です。
でも、そんなことはありません、陰で誰もが努力しているのです。
努力している場面というのは、多分かっこ悪いものなのでしょう。
とても人には言えない、見せられないというか。
ラジオの世界でも同じことがいえるのではないでしょうか。
人気番組というのは、目に見えないところに時間をかけているというのも事実です。
でも、そんなことを声高に語るのもかっこ悪い。
関係者はきっとそう思うはずです。
目に見えない部分、声に出さない部分、大事な部分はきっとそういうところにあると思うのです。
何だか、星の王子様みたいなセリフですが。
最近、ネットの世界では露悪趣味みたいなものが目立ち、私はそういった風潮はあまり好きではありません。
「知らぬが花」の美学をネットユーザーも持ってほしいと思ったりするのです。