フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

地域誌とCFM

逆に考えて、地域のコミュニティペーパーはコミュニティFMをどう見ているのだろうか。
CFMが広告クライアントになる率はそれほど高くないだろう。
だから、地域誌がCFMに営業をかけるということはあまり考えられないのかもしれない。
そういえば、県域FM局も同じような感じもする。
ある局は、三大紙のスポットを放送しているがすべて広告紙面とのバーターである。
これはまあ、持ちつ持たれつとでもいうのだろうか。
それぞれ強力な広告媒体なのだろうから、それを交換し合うというのは理にかなっているということになるようだ。
地域誌とCFMには、あまりそんな関係はないようだ。
CFMが制作するシティ雑誌の広告とラジオのスポットをクライアントにセット売りするというのは比較的目にするが、広告媒体のバーター取引というのには消極的な印象がある。
バーター取引を毛嫌いする人もいるようだし、そんな取引の仕方をあまり知らない人もおられるようだ。
どうせ空いているなら、バーター取引をしてお互いの存在を売り込んだらどうだろうかという気もするのだが。
何度も繰り返すようだが、ラジオは目に見えない商品を売っている。
だから、なるべく放送を目に見える形にしないといけない。
地域誌の紙面を利用しない手はない、そうは思われないだろうか。