フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

失敗の教訓化

自治体がコミュニティFM補助金を出す理由って何でしょう。
地域住民の文化や福祉に寄与するとか、情報が地域にスムーズに行き渡るとか。
それらが、実感として地域の人に伝わるようだと、補助金に反対する人はいないでしょう。
要は見え方の問題ですし、出口論とも言えます。
ラジオをつければ、いつでも情報が流れている。
それが、地域の人に必要かつ十分な内容である。
確かにそう見えるようになれば、誰もコミュニティFMへの補助金を無駄遣いとは言わないでしょう。
目的は、「ラジオをつければ、いつでも情報が溢れてくる」ということかもしれません。
ただ、いきなりそんな機能を持つことはできません。
いくつかの失敗を経、地域の人のアイデアなどを持ち寄って、初めて達成される課題といえます。


こういう風にやれば成功します、さあ、やってみてください、どうですか、え?うまくいかない?おかしいですねえ、他のところはこれでうまくいっているんですけどねえ、もう一度やってみましょう、え?もうお金がない?これ以上は無理?そうですか、それじゃ仕方がないですね、ま、そろそろ皆さんも放送局がどういうのかおわかりになったでしょ、後は皆さんの力でよろしくということで、私はこの辺で失礼させていただきます、毎度おおきに・・・・。


揶揄した言い方になりましたが、こんなパターンでの失敗は教訓化されません。
こうやればうまくいくはずと言われて、うまくいかなかった。
もう一度やれと言われても金がない、それでは一度失敗したら復活できないということになります。
日本の起業がうまく行かない理由とよく似ていますね。
敗者復活の風土がないといいますか、失敗したら即退場、二度と戻れないという国民性はどこから来ているんでしょうね。
失敗したら誰かに押し付けて、後は知らん顔ではビジネスモデルは生まれないのではと思います。
そりゃ、誰もリスクを持ちたくないと思うわけですね。
何か、単なる私のぼやきになってしまいましたが。