フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

出る杭は打たれる

堀江さん、逮捕されてしまいましたね。
既存勢力の壁に、圧倒的な金の力で2度3度挑んだあげく、体制の罠にはまって生け捕られたとでもいいますか。
放送局の上層部にはほっとしている人も多いでしょう。
これでしばらくは安泰だと。
金の力で、自分達の権利を買われてたまるかという気持ちがひしひしと伝わってきましたから。
放送と通信が融合することによって、得をするのは通信側。
放送側は、今のままでいい。
融合しても、競争が激しくなるだけでメリットは大してないというのが本音だったと思います。
ついでに、村上ファンド楽天USENも何とかならないかなと思っているかもしれません。
護送船団方式、放送局は相変わらずそのぬるま湯から積極的に出たくはないのでしょう。
地上波デジタルの時代になれば、本来ラジオ局はアナログ放送を廃止する方向にもっていくべきだというのが一番合理的だと私は思っています。
なのに、今後ともアナログは続ける、ビジネスモデルもこのまま維持するのだそうです、彼らは。
議論しないのでしょうか、自分の頭で考えないのでしょうか。
やばそうになったら、総務省に泣きつくのでしょうか。
その点、FM東京の後藤会長はさすがというか、アナログ電波を返上することも視野に入れているそうです。
そりゃ、200億もの金をつぎこむコンソーシアムを成功させるには、背水の陣で望むのが一番です。
このままでは、ラジオ局はどこもユデガエルになりかねないという人もいます。
ま、そういうことで、ライブドアの破綻は放送局の時間を少し戻してしまったという気がします。
行きつ戻りつ、ラジオ局はどこへ向かうのでしょうか。
もちろん、コミュニティFMも。