フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

口説く

今日、ある尊敬できる営業マンの方と話をしました。
そこで、一致した意見が、営業マンであれ、放送マンであれ、女性を口説くように相手に接しないといけないということでした。
まず、お客さんを愛せないといけない。
その人のために、心からサービスをしたいと思わないといけない。
それができれば、お客さんは心を開いて接してくれる。
人は恋すれば、その人をとことん知りたいと思うはず。
自分をアピールし、興味を持ってもらい、自由な意志の疎通ができるようになりたいと思うはず。
そのためには、人はどんな努力でもするだろう。
もし、あなたが営業マンだったり、放送マンであったりしたとしたら、あなたはそこまで相手を愛しているだろうか。
リスナーを愛し、もっと自分のことを知ってもらいたい、みんなのことも教えてほしいと思っているだろうか。
愛されることよりも愛すること、それがすべてのスタートではないか、そんな話をしばらく続けたわけです。
で、こうも思いました。
相手を愛せないようなら、そんな人を相手にするのはやめましょう、と。
お客さんは他にもおられるのです。
どんな人にも愛されようとは思わないことです。
愛せる人たちに向かって、あなたのメッセージを届ければよいのです。
口説き落としたい人は、愛したい人ではないですか。
どうやっても愛せない人まで相手にする必要はありません。
もっと本能的なもの、好きだと言う気持に従順であっていいと思います。
嫌いな人に合わせても、放送そのものは面白くなるとは思えません。
多分、営業においても、成果は上がらないでしょう。
自分が口説けないような人は、さっさと諦めることです。
もちろん、そういった繰り返しの中から、自分のスキルは上がって行き、どんな人をも口説けるノーハウが身に着くのだと思います。
汝の客を愛せよ。
コミュニティFMもまずそこから始めたらいかがでしょうか。