フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

リーダーシップ・3

リーダーの役割に人の育成がある。
どんな組織でも新しい人材が育たなければ未来はない。
今の放送業界、新しい人材が昔ほど育たないという印象が強い。
おれがこの業界を変えてやるという強い意識があまり感じないのは何故なのか。
指示待ち族、なんて言葉もある。
私の経験では、先輩から一々指示されることほど鬱陶しいことはなかった。
先輩の言う通りにやっていたら何の進歩もない、あんたの経験則を人に押し付けるなとよく思ったものだ。
今はそんな反発する気持は起きないのだろうか。
若いスタッフから、感じる視線、それは「次どうします?」という類いのものだ。
そんなの、好きにしろよと私は言いたくなる。
しかし彼等にとっては、好きにして後からゴチャゴチャ言われるのが鬱陶しいのかもしれない。
権力者の顔色を見ながら、自分の行動を決めた方が楽なのかもしれない。
でも、そんな処世訓など私にはなかった。
自分はこうしたい、邪魔するなら上司であろうとあんたは敵だ。
私は常にそう思って生きてきた。
指示に従って行動するなんて、もっとも唾棄すべきことだと私は思っていた。
今でもそんな人はいるはずなのだが、私の目にはとまらない。
指示待ち族とはつきあい方が私にはわからない。
私の指示無しに自分でリスクをとって動けよ、とよく思うのだがそんな経験、皆さんにもありますか?