フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

リーダーシップ・2

私の経験で言うと、リーダーが一番やってはいけないのが、方針がころころ変わるということです。
リーダーがメンバーにこういう風にやれ!と言えば、メンバーは渋々であろうと従うものです。
もしその方針が間違っていることに気づけば、リーダーは速やかに訂正しないといけません。
前の方針は間違っていた、申し訳ないとの謝罪も含めて。
ところが、質の悪いリーダーはそれをしない。
方針が変わっていても、まるでそんなことはなかったかのように装ったりします。
本人は自分が方針を変えたことに気づいていないのかもしれませんが、もしそうだとしたらその時点でリーダー失格です。
メンバーは、リーダーの方針を受けて色々と悩んだりするものです。
自分にはそんなことができないと思いつつも、どうやればそれに近いことができるかと迷い、夜寝られなかったりするものです。
そういうメンバーの心のデリカシーを知れば、方針なんかころころ変えていいはずはありません。
むしろ、ころころ変わらないような方針を最初から立てるということに注意を払うのが、リーダーの要件でもあるわけです。
君子豹変するのは当然かもしれませんが、変えるなら変えるだけの合理的理由を語らねばなりません。
どこかから圧力がかかったら、圧力がかかったのだと言うべきです。
誤解を恐れずに言えば、NHKの政治家から圧力を受けたという問題で、現場と管理者の証言が違うというのは組織としては最低です。
別に外に向かっていう必要はありませんが、中ではああいった齟齬があってはいけない、私はそう思います。
政治に左右される職場なんて居心地がいいわけがありません。
リーダーは常にメンバーを身体で説得できないといけない、言葉で説得はなかなか難しい。
最近の私はつくづくそんな気がします。
コミュニティFMの世界でも、そんな少々理不尽だなと思うことってありませんか?
三セクあたりだと、そんな話をいくつか聞くのですが、皆さんのところはどうなのでしょう。
この話は、引き続き明日も考えてみたいと思います。