フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

年末年始編成

放送業界はどこも年末年始編成に入っている。
一見ゴージャスにみえて、実際は中味スカスカという企画が目白押しのテレビ業界。
それ以上に、ラジオの世界では年末進行で粗製濫造気味の番組が目立ったりする。
そりゃそうだ。
作り手は、正月を休むために取りだめモードでへとへと。
情報も新鮮味はないし、ありきたりの正月文句で埋めるしかない。
最近は年末年始特番もスポンサー需要が落ちたのか、ほとんど制作費がない状況なのだとか。
元々、年末年始はラジオにとって閑散期である。
わざわざラジオを聞こうなんて思う人がいるとは思えないと、業界人もため息をついているほどだ。
都市部では、それでも正月からのバーゲンスポットなどで少しの需要があるが、これも最近は減りぎみらしい。
本当に景気回復しているのだろうか。
で、コミュニティFM
もちろん、年末年始の需要なんてほとんどないだろう。
衛星放送の再送信だけで年末年始を埋める局もあるだろうし、簡単なパケ番組ですますところもあるかもしれない。
正月の人件費はどうしても高くなるし、どこの家も正月行事に追われて、スタッフのやりくりも大変になる。
制作費があるのなら生放送対応もできるのだが、営業的にはほとんど売れないとしたら無理して自社制作しなくともいいという結論になるようだ。
私もしかたがないのかなと思う、残念なことだが。
今年、コミュニティFMの開局が多かったような印象がある。
新局はどんな年末年始編成をされたのだろうか、気にかかるところである。
何か、私のブログも年末年始編成でやや中味が乏しくなっているなあと反省気味。
明日は、ちょっと時間をとって、今年一年をふりかえってみたいと思うのだが、どうなりますやら。