フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

クリスマスが終った

慌ただしいクリスマスが終った。
今日は、中野サンプラザで行われた「スターダスト・レビュー」のクリスマスライブに顔を出してきた。
相変わらず満員の客席。
3時間あまりの根本要さんの熱唱にはいつもながら頭が下がる。
楽屋でお会いしたら、今日は咽に違和感があってイマイチ声がでなかったのでとても申し訳ないと謝られた。
何て謙虚なんだろうと思う。
確かに本人はそうなのだろうが、聞いているものには見事な高音の伸びだった。
完全主義者なのだろうが、レベルの差を感じざるをえない。
ここ何年かはインディーズで活動してきたスタレビだが、来年からはテイチクレコードのインペリアル・レーベルと契約が決まったそうだ。
久しぶりにメジャーな展開をされるみたいで、ぜひセールスも伸びてほしいと思った次第。
現場のマネージャーと話をしていて、コミュニティFMの話題になった。
コミュニティFMだってバカにはできませんよ、ヘビーローテーションでかけてもらえばそれなりの売上につながるんですからとのこと。
とにかくミリオンセールスが続出した時代と違い、今は1万行けば合格点の時代になった。
メジャーなアーチストが実売1000枚を越えない、なんて話もある。
景気が回復傾向などというが、レコード業界はまだまだ寒い北風状態。
ダウンロードがどうの、音楽配信がどうのとマスコミが煽り立てているが、単なる演出にすぎなかったりするわけで実質はまだまだ業界的に辛い状況のようだ。
音楽業界が元気なら、関連する私だってもっと自由になる金が増えるはず。
音楽イベントをプロデュースする度に、懐がさびしくなるのは何故?
とにもかくにもクリスマスは終り。
しばらくイベントはお休み。
また来年もよろしくね、というところか。