師走・２

走り続けております。
今の年令になって、つくづく実感すること、それは「継続は力なり」です。
継続することの力は、継続することができたものしかわかりません。
これから継続しようという人にはわかりませんし、継続を途中でやめた人にはもっとわかりません。
虚仮の一念で、とにかく続けることが大事なんだと思います、コミュニティFMも。
こうすればコミュニティFMは儲かる、なんて軽々しく言える状況ではありません。
誠実に、そして地道に番組を制作する、ラジオ放送を続ける、その先に見えてくるものがあるはずです。
もし、３年やっても何も見えないとするなら、あなたのやり方は間違っているのかもしれません。
みんなが思っているコミュニティFMの姿は、単なる独り善がりだったと気づく人もいるでしょう。
それとも、そういうことすら感じる余裕がないほど疲弊しきった現場だったりして。
でも、とにかく見える人も見えない人も、一緒に走り続けましょう。
今、できることは走ることだけです。
本当にこの道を走り続けて良いものか、そんな疑問を押し殺して、私は今日もイバラの道を走っております。