フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

糸井重里さん

糸井重里さんが主催されているサイトに「ほぼ日刊イトイ新聞」というのがあります。
ネットに詳しい人は、多分周知のことだと思いますが、今から2〜3年前まで熱心な読者でした、私。
サイトのスタートは98年だそうです。
今から7年前、それからずっと続いていると言うのですから感心してしまいます。
その頃は今のようにブログなどというものもなく、日本語のネットコンテンツなんて数えるほど。(それでも万単位ではありましたが)
だいたい、ネット上にどういうサイトがあるかぐらいは、何となく勘でわかっていたような記憶があります。
今なら、どこに何があるかなんか神のみぞ知る、ですね。
でも、このサイト、制作費をほとんど使わず、スタッフも執筆者もボランティア的に関わっておられたのが印象的でした。
糸井さんという稀有な才能と統率力をお持ちの方がリーダーシップを発揮されれば、費用なんかなくてもユーザーはつかめるというのを実感しました。
コミュニティFMもこうなればいいのにと、昔の私は思いました。
才能ある指導者、忠実なサイト管理者、コンセプトに賛同したコメンテーター、そしてスタッフ。
スタッフは単なる裏方ではなく、容易に執筆者として機会を与えられ、評価されたりするのです。
糸井さんは、毎日「今日のダーリン」というタイトルで、天声人語のようなコラムを書き込まれました。
その努力、その力量は、とても私なんかの及ぶところではない、と今も実感しております。
でも、コミュニティFMに糸井さんのような方がおられるかどうか、難しいところですね。
もし、糸井さんがサイトではなくコミュニティFMに自分の場所をもたれたら、すなわち「ほぼ日FM」というコミュニティFMを立ち上げていたら、コミュニティFMにはもっと違った魅力が生まれたのかもしれません。
今からでも遅くない、糸井さんのような方、ぜひコミュニティFM業界に参入していただき、新しいコミュニティFMのあり方を提起していただきたいと思います。
でも、ある程度の財産をお持ちの方でないと、ボランティアでは無理かもしれませんね。
私なんか、貧乏人の倅ですから、そんな事業にチャレンジできないのがとても残念、ナンチャッテ。(古〜)