フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

音楽の力 2

飢餓感を与えられるラジオになれ、と先日書きました。
こういう感覚って、ドーパミンと関係あるのかもしれません。
いわゆる快という感情を起こさせる物質ですね。
音楽というのは、多分ドーパミンの生成を刺激する手段の一つなんでしょう。
だから、音楽と飢餓感には相関性があるのかもしれないです。
単なる思い付きですが。
コミュニティFMでも、音楽を放送するときは、そういった可能性を考慮に入れてみるのも面白いかもしれません。
その時にはリスナーには自覚されないが、何回も刺激されることによって、記憶の中に蓄積されていく。
で、長い年月を経て、そうやって奥深く蓄積された記憶が刺激される。
音楽は、確かに蓄積されやすい構造を常にはらんでいるような気もする。
でも、その時には言葉に変換する情報がほとんどない。
メロディラインのみが漠然とあり、シチュエーションも何となく思い出すのだが、言葉としての情報が何もない。
そこに、言葉として、情報として整理できないゆえか、イライラ感、焦燥感が生まれたりするのだろう。
で、誰かが、それは何とかの何とかですよという、情報を教えてくれる。
その情報が、これも隠れていた言語記憶に対応し、見事に音楽が言葉の情報に変換され、整理される。
そこで、脳はひとまずほっとする。
そのほっとした気持ちがたまらない。
私の最近のそういった経験の一つにフランク・プウルセル楽団の「急流」があるのですが、時間がないので今日はこれぐらいで。
音楽の力、それは言語化しにくい面が多いので今まであまり議論されてこなかったような気がします。
私としては、来年ぐらいから取り組んでみようかという課題の一つ。
音楽療法とかα波、β波とかが今は興味の対象でしょうか。