フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

いつのまにか

見わたせば 花ももみじもなかりけり 浦の苫屋の 秋のゆふぐれ


11月に入りました。
コミュニティFMの再免許も順調に行われているとか。
御同慶の至りです。
これから2010年にかけてどんな経営方針を立てるか、各局の鼎の軽重が問われる5年間となりそうです。
地域の人に、なくてはならないメディアの一つとしてコミュニティFMが認知されるかどうか。
あってもなくても、あまり気にならないというのでは存続は危ぶまれます。
BSラジオなんか、まさにそういう状況で閉局して行っているわけですし、前に軽く触れたJFNの衛星ラジオも放送停止を決定したようです。
ふ〜ん、そうなの〜。
今のところ、そんな反応しか返ってきません。
いや、そんな放送があったことさえ知らないという人がほとんどです。
私の周りにも、コミュニティFMなんか知らないという人が意外といます。
ミニFMとコミュニティFMの違いが分からない人もまだまだおられます。
地域の人からニーズを引き出すことができれば、コミュニティFMにも可能性があるでしょう。
だが、そんな放送がされていることさえ知られていないようでは、未来は暗いと言わざるを得ません。
まさしく、「花ももみじもない」コミュニティFMということになるでしょう。
そこには秋の枯れ始めた風景しかありません。
コミュニティFMが地域に本当に必要とされるメディアになるにはどうしたらいいか。
もう一度、考えていただければと願っております。