フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

無理をする弱者

コミュニティFMの人と話をすると、少し無理をしすぎではと心配になる。
あれもやって、これもやって、ついでにそっちも何とかしたい、というように。
そのための人材はいるのか、予算はあるのかと聞くと、何もないが精神力で何とかするしかないというニュアンス。
戦時中の日本をつい連想したりして。
そんなギリギリの戦力で、企業の生き残りをかけるのは無謀ではないかと思わないでもない。
だが、すでにコミュニティFMをスタートしてしまった今、もはや元へは戻れない、とにかく生き続けるしかないというのが実感かもしれない。
そんな疲弊した戦力で、いつまでもつのかと不安になる私である。
強者はいつも能力以上の無理はしない。
無理なものは無理。
それを何とかしようという考え方自体に無理がある、とでも言うべきか。
アメリカが見せる余裕、それこそが過度に無理をしない強者の論理なのだろう。
コミュニティFMもいろいろ。
自らを強者の立場に置くコミュニティFMもあるのかもしれない。
だが、ほとんどのコミュニティFMは迷いの中にあると私は思う。
このままで、どこまでいけるのか?という迷いだ。
今は何とかやっていけても、来年もこのまま何とかやれるという展望をもてるのは何局あるのだろうか。
ジオメディアは確実に衰退しているのは事実かもしれない。
今迄と同じやり方が通用するとは誰も思ってはいまい。
1周も2周も遅れて走るコミュニティFM
無理をするなと言うのが無理だったりして。