フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コミュニティFMの状況を把握する人達

2004-2-28分で、私はこんなことを言っている。


しかしねえ、私もそうだけど、コミュニティFMをわかっている人は、さんざん新しくできるコミュニティFMに警告を発しているわけだが、どうも結果的に無視されてしまう。
あげく、開局して同じような状況に陥り、同じような理由で能力ある人材をどんどん離反させてしまう。
一度、思い込んだら諫言に耳を貸さなくなるということなのかもしれない。
儲かるのは、機材の納入業者とかコンサルタントばかり。
機材に金をかけるな、人材に金をかけろ、という私の声も空しく響くばかり。


この1年余りで、だいぶ事情を把握する人が増えたような気がするのは私だけだろうか。
コミュニティFMを語る人の中にも、本質的な部分を指摘される人が多くなったようだ。
今のままで小さくまとまってしまえばこれはこれで問題はない。
しかし、それで企業の発展はあるのだろうかという問いかけだ。
とはいえ、制作費のカット、経費の削減でやっと経理的な安定を果たしたのに、すぐにコンテンツへの投資を増やすなどできない、との声も聞く。
じゃあ、一体いつまで今のままの体制でコミュニティFMを維持できるだろうか。
ラジオという電波で広告や商品情報、行政情報を流し、それで局の全経費をペイさせるというビジネスモデルはいつまでもつか?
そろそろ真剣に考えるときが来ているのだと私は思うのだが。