フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

書き続ける

この欄を書きはじめてから既に1年半近くがすぎようとしている。
時々、昔書いたものを読みに行くのだが、なかなかいいこと書いているなと感心したりする。
コミュニティFM関係者と情報交換をしていた時は、確かに現場の参考になるだろうなと思うことが述べられている。
最近、時間がないのでそういう方々とどうしても疎遠になる。
私が興味を失っていると見えるのか、そういう方からのメールもぐっと減った。
コミュニティFMを語ることの難しさを最近痛感している。
さて、今後この欄をどうして行こうか。
コミュニティFMを作るためにはどうしたらいいかという話も求められたりするのだが、これは開局場所によって違うし、それによって何を得たいと思うのかでも焦点は違ってくる。
放送局のオーナーになりたい、そのためにはコミュニティFMというのがあるそうなので、どうしたらできるのか教えてほしい、という問い合わせにはこう答える。
まず、地域の総合通信局総務省管轄)に問い合わせて下さい。
できそうだったら、又連絡ください、と。
地方へ行けば、電波の余裕がまだありそうなので可能性もあるが、都会となると色々障害があるようだ。
放送局を作りたいという人は、おそらく何万人もいるのではないだろうか。
で、そのほとんどが都会の人。
金さえあれば作れるというものでもない。
大金持ちで、利子が年間で1億円ぐらいあって、田舎でいいからコミュニティFMを持ちたいなんて人、いないだろうし。
そんなに金あるなら、ホリエモンみたいに上場している放送局を買った方が良い。
あるいは、銀行や証券会社に仲介してもらって、非上場の放送局を狙う手もある。
ただ、儲かると思って、手を出してはいけない。
ラジオ局なんて、これから先、さほど儲かるとも思えないからだ。
ましてやコミュニティFMをや。
もうからない事業に参入する人多数。
私の言葉はその人たちへの子守唄かもしれない。