フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

生活できますか?

人は何故仕事をするのか?
かっこよく言うと、自己実現のため、ということになるが、ぶっちゃけると毎日の生活費を稼ぐためということかもしれない。
いい仕事をすればそれで満足というのは生活に余裕のある人しか言えないせりふで、嫁がいて子供がいて年寄りもいるようだと、そんなのんきなことは言ってられない。
とにかく、稼がないといけない。
将来を展望できるだけの職場環境にいないといけない。
フリーターみたいな生活だと、生活設計なんか役立たずだろう。
さて、コミュニティFMだが、はたしてプロパーが育つ環境にあるのだろうか。
今は、まだ安い給料でも何とかなるとしても、今後コミュニティFMの上がりだけで将来の生活が保証される可能性はどれだけあるのだろう。
コミュニティFMやりながら、バイトをしているなんて人もいるかもしれない。
何か売れない漫才師、新劇の俳優みたいではないか。
しかし、県域のラジオ局も昨今相当人件費も削られる傾向にあるようだ。
給与は前年並みだが、ボーナスは大幅にカット。
毎年、実質的な売上は落ちる一方。
そりゃ、インターネットの広告費に負けるようでは未来は暗いよね。
ラジオは、もはやそれだけでは儲かりません。
プラスアルファ、すなわち別次元の付加価値が必要なのかもしれない。
さて、どういう可能性があるのか、それを考えるのが私の仕事だと言い切る自信は残念ながら今のところないというのが本音かな。