フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

あるFM局

私の先輩が経営を任されている県域FM局を訪問した。
JFN系列局も、キー局からの収入が減ってますます経営が大変になってきたという話だった。
キー局にぶらさがっていれば安泰というわけでもないようだ。
JFNに入っていない、いわゆる第二FM局はもっと大変らしい。
新潟とか福岡とか北海道とか。
経営者なら頭かかえるような昨今のラジオ局の売上状況、どうやって今後経営を安定させるか苦労していると先輩は語っていた。
で、こうも言われた。
コミュニティFMなんて、いったいどうしているのだろうか、と。
キャリアとしての価値があるかどうかが問われている、それがコミュニティFMと答えておいた。
もっと言うなら、キャリアに徹するという方法論もある。
三者がコンテンツを持ってきて、これ流してください、いくらですか?という方法。
30分ならいくら、1時間ならいくらと言う風に。
編成は二の次、とにかく電波を売って欲しい人に売るだけ。
場所を貸すだけの商売とでもいうか。
そんなの放送局じゃないと指摘されると返す言葉がないが、無理して番組を制作しつづけるよりは経営効率はいいのは確か。
とにかくコンテンツは自分では作らない。
売れない時間は、衛星放送を受けていればいい。
キャリアに徹する、コミュニティFMとしてこれはありだと思うのだがどうだろう。
総務省が何と言うかが問題だが。