フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コミュニティFMを経営者の観点で言うとすると

コミュニティFMを経営者の観点で言うとするとどうなるか。
私なら経営者になるかというと、他にしたいことがなくなれば引き受けてもいいというところか。
片手間では、コミュニティFMの経営はできないと私は思う。
ビジネスモデルがほとんど成立していない、というのがその理由の一つ。
ただ、従来のやり方をひとひねりして商売のやり方を工夫するぐらいでは経営はできないと思う。
繰り返しになるが、地方のラジオ局が黒字なのは、キー局からのネットが受けられるからである。
明確なキー局がなく、全国的なコミュニティFMのトータル営業をしてくれるところがほとんどどない現状では、地方ラジオ局並みの黒字経営は無理である。
黒字にするには、新しいビジネスモデルを考えるしかない。
現在、黒字と言われているコミュニティFMにそのビジネスモデルを求められるか?
おそらく、制作的にずいぶん無理をしているだろう。
役所関連とか親会社からの補助金で体面を保っているところも多いと聞く。
これは成功したビジネスモデルとは言えないだろう。
自分でビジネスモデルを考えないといけないとしたら、生半可な気持ちで経営はできない。
片手間に、コミュニティFMの経営はできないというのはそういうことだ。
普通の会社なら、例えば赤字が3年も続いたら社長は更迭されるだろう。
経営者として、何もしていないと株主から責任を追求されるからだ。
だが、そんな社長を追求する話、170局あまりもコミュニティFMがあるのに、聞こえてくるのは数局だ。
株主が鷹揚なのか、それとも諦めてしまっているのか。
経営者なら、首にされないために必死でビジネスモデルを探すはず。
だが、首にされる心配がないのか、議論はされてもソリューションにまで至らず。
いいのだろうかこれでと、社員の方やスタッフの方は思っておられるようだが。
さて、ビジネスモデル、どこかに落ちていないだろうか。