フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

タレントさん

最近、私関連の仕事をしてもらいはじめたタレントさんがいる。
といっても、まだまだ業界では新人さん。
某一流会社のサラリーマンをしていたのだが、やはり夢は捨てきれずと辞表を出してこの世界に。
親御さんはさぞ落胆したことだろう。
タレントの世界にしても、DJの世界にしても、身分の保証等は何もない。
実力の世界というと聞こえはいいが、一種の椅子とりゲームといった方がぴったりしている。
力と偶然と多少のずる(狡)、数少ない椅子の取り合いだから、なりふりかまってはいられない所だ。
でも、毎年、何千人と志望者がやってくる。
そんなに椅子はないのに、と老婆心ながら心配している。
さて、件の彼。
何と立続けに2つも仕事が決まった。
ひとつは県域局の仕事、もうひとつは某コミュニティFMである。
どちらもオーディションという狭い門をくぐって得た仕事だ。
コミュニティFMでも、多少とも制作費のある番組ならオーディションってあるんだなあと思った。
まさか、ボランティアのオーディションというのもあったりするのかな。
これで、一週間毎日仕事が入って大変ですけど、頑張りますと彼。
そう、若い時は休んでいる場合じゃない。
他の連中が休んでいたら、いいチャンスだと思ってバリバリ働く。
実力の世界というのは、結局それがスタートなのだから。