フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

「Beats on wax」

私のスタッフが作っている番組にBeats on wax」というのがある。
コミュニティFMのブログの例として、前に取り上げた番組である。
で、コミュニティFMの編成の方から先日こんな知らせが来たらしい。


こんど制作スタッフを募集したが、応募した人のほとんどがこの番組を楽しんでおられたとのこと。
すごいなあと感心されたようだ。
まあ、私のスタッフをあまりほめるのも何だが、確かに選曲のセンスもブログの解説もなかなかのものである。
唯一の欠点といえば、コアなファンには受けるのだが、番組が売れるには特殊過ぎるということかもしれない。
よほど、好きもののクライアントでない限り、スポンサードされることはないだろうし、スポットの指名買いもないだろうと思う。
でも、こういうのがリスナーには受けるというのは皮肉と言うか何と言うか。
昔からそういうところがあった。
スタッフに評判のいい番組は、売れない。
リスナーから支持される番組は、売れない。
毒にも薬にもならない番組ばかり、クライアントに好まれる。
で、後は人気パーソナリティの抜群の営業センスに頼るしかなくなる。
ラジオ番組のほとんどは、パーソナリティの言葉による営業力にかかっているのではと思わざるをえない。
なにしろ、いい番組だけでは、リスナーから支持されているだけでは売れないのだから。
コミュニティFMも同じなんだろうと思う。
売れる番組づくりも楽ではないということだ。