フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

NHK

今日、NHKのディレクターの方と話をした。
大変なんですよ、とD氏。
今まで自由に使えていた備品等が、いきなり申込み制になったとか。
40万人近い受信料支払い拒否者の出現に、上から下まで大騒ぎのようだ。
まさか、ここまで拒否されるとは、というのが本音らしい。
NHKがまともな放送局になるまでは払わないと言われると、対処のしようがないのかもしれない。
法律で決まっているのだから、払うのが当然という論理は、自分達のコンプライアンスがあってこそ説得力を持つ。
道義的にも、組織的にも、問題ありありの現状を変えられない限り、ユーザーへの支払いをお願いする状況にはないというのも一面の真理だろう。
今回初めて、NHKはユーザーと向かい合ったのだと思う。
今までは、国会議員さんを相手にしていればよかった。
だが、これからはユーザーひとりひとりを相手に、説明責任を果たさないといけない。
おそるべし、ネット社会、ということかもしれない。


前にも書いたが、私はNHKはもっとコミュニティFMをケアすべきだと思っている。
地域の人から、受信料をいただいているのだから、NHKで地域放送をできないなら、その費用をコミュニティFMに回すべきではと私は思っていたりするのである。
一体、全国にどれだけ送信所を持っているのだ。
その送信所を共有するなり、コミュニティFMに局舎を提供するなり、地域のニュースソースを共有するなり、色々とやれることはあるだろう。
人だって、いやというほど余っているのだから、そういう人をボランティアでコミュニティFMに出すなりすればいいではないか。
国民から金をもらうのは当然、but地域の人のケアまでする余裕はないというのはどういうことだ。
どうも釈然としない、昨今の私である。