フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

競争

ある放送局の人としばらく話をした。
これから今後の経営計画を立てないといけないが、各部署同士、相手の非を責めあうだけの不毛な論議が多くて困っているという。
で、私は思った。
ここには、競争がないな、と。
相手の非を責めれば競争に勝てるのか、否である。
自分の責任は逃れられるかもしれないが、競争に勝ったことにはならない。
不毛な消耗戦に耐えることができたとしても、組織の中ではそれは勝利ではない。
競争に勝つためには、成果をあげることしかない。
成果をあげるためなら、よその部署を責める時間を外に向かって働きかけることに使うだろう.
競争がないから、インナーに言葉の刃を向けるのかもしれない。
それが、非生産的であることを百も承知で。
コミュニティFMの中に競争はあるか。
社員の皆さん、あなたは誰と競争されていますか。
まさかボランティアと競争することはないでしょう。
タレントさんと競争することも、ましてやお近くのコミュニティFMさんとも。
広域局は、はなから競争相手ではないかもしれません。
でも、資本主義社会においては、競争がなければ企業は発展しないのは普遍的事実ではないでしょうか。
小さい世界で、小さくまとまり、何の競争もなく、黒字を計上したとしても、そこに未来への希望はあるのでしょうか。
繰り返します。
社員の皆さん、あなたは誰と明日戦いますか?