コンサルタント

コミュニティFMの開局にはコンサルタントが不可欠かどうか。
放送局開設のノーハウを会得している人がコミュニティFMを開局するというなら、コンサルなどは不要かもしれない。
だが、開局しようというスタッフに放送経営の経験がないのなら、コンサル抜きに手続きをするのは無謀なような気がする。
会社設立の時に、税理士さんとか行政書士さんに頼まないのは大変だが、放送局の場合それ以上に自分達だけでやろうというのは難しい。
工務店に頼まないで建物を建てるようなことが大変なのは皆さん御存じだろうと思う。
コミュニティFM設立にそういうプロを頼むということは、私には当然のことなのだが、どうもそう思わない人が多いのは何故だろう。
ろくでもないコンサルが多いからだ、という声も聞く。
バカ高いコンサル料をとるくせに、何のアフターケアもないという声も。
だが、そのバカ高いコンサル料を納得して払ったはずなのだから、後から文句言うのもおかしくはないだろうか。
払う前に気づかないのは、気づかない方が悪いと言われても仕方がない。
繰り返す、コンサル料が高いと思えば頼まなければいい、払わなければいい。
親切で、業界に精通していて、コミュニティFMのビジネスモデルも提起できて、皆さんの問題提起に適格に返事ができて、それでいて費用が安い。
残念ながら、そんなコンサルタントはほとんどいない。
安かろう、悪かろうというのは真実だし、高い金を出してもお望みのコンサルタントに出会えるかどうかはわからない。
本当にコミュニティFMを開局し、商業放送局として自立したければ、良質なコンサルタントを全力をあげて探すことだ。
プロの仕事はプロにまかせる、そんな当たり前のことができないから、作る局、作る局がどこも赤字体質から脱却できないのではないだろうか。


そういうことで、今日はちょっとだけ、コンサルタントの味方してしまいました。