フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

浜辺のラジオステーション

映画「波の数だけ抱きしめて」で描かれた浜辺の放送局、それが私の理想の一つである。
中山美穂演ずる日焼けしたDJが、ガラスの向こうのスタジオにいる。
若者達が、そのスタジオの周りに集まり、情報を交換しあう。
音楽の波に乗りながら、人々は集い、憩う。
ラジオは癒しであり、子守唄でもある。
遠くに波の音。
青春の一コマ一コマが、音楽とともに切り取られ、波の上に浮いている。
いやあ〜ラジオって本当にいいものですねえ〜。


そう、嘘でもコミュニティFMはそれを目指してほしい。
現実に追いまくられるのでなく、夢を皆で追い続けてほしい。
分かってくれる人はきっと分かってくれる。
私達がラジオに求めるもの、それは癒しなのだ。
ラジオマンは、だからナースでもあり、ヒーラーでもある。
私の声に耳傾けながら、ひととき寛いでほしい。
そんなメッセージがコミュニティFMから流れてきてほしい。
押しつけはいらない。
勝手な美学もいらない。
すべての人に愛を、心のふれあいを。
波の数だけ抱きしめて」、バカにされるかもしれないが、私はあんな放送局に憧れている。