フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

あるコミュニティFM

午前8時頃に目がさめたので、ラジオをつけてみた。
交通情報をやっている。
環八、3キロ渋滞〜、中央高速、高井戸先頭に2キロ渋滞〜。
まあまあまともな交通情報。
ただ、読み方の雰囲気がJARTIC(日本道路交通情報センター)のそれではない。
どうやら、番組のパーソナリティが読んでいるらしい。
ああ、きっと近くのコミュニティFMの電波を受信しているのだろうなと思った。
別に不快でもない喋り方だったので、しばらく聞いていた。
情報が終わり、リスナーからのおたより紹介のコーナーに。
そのリスナーからの内容、くそ面白くもないものだった。
こんなおたより読んで、それからどうするのかと思ったら、延々とそれに関する意見を述べはじめた。
それも、全く整理されていない意見。
あっちへ飛んだり、こっちへ飛んだり、
〜なんて、思っているんですよね〜
私はそう思うんですけど、皆さんはどうですか〜。
まとまりがつかなくなると、すぐにリスナーの感想を求める。
リスナーに話をふれば、自分の支離滅裂が消えるとでも思っているのだろうか。
そういえば、テレビでも「私はこう考えるのですが、皆さんの御意見はいかがでしょうか。」などと視聴者に話をふって、批判がこちらに集まらないようにする司会者も多い。
ちょっとしたテクニックといえばそれまでだが、そんな言葉でごまかす前に、もっと自分のテクニックの引き出しを増やしてもらいたいと思わないでもない。
とにかく、ラジオでの支離滅裂なトークだけは勘弁してもらいたい。
それこそ時間の無駄、電波の無駄遣いに他ならないと私は思う。