フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

コミュニティFMは変わらない

コミュニティFMに関わっている人から、よくこんな台詞を聞く。
よかれと思って、コミュニティFMに提言したり、アドバイスしたりするんだけど、結局最後は迷惑がられて終わり。
コミュニティFMは、今のままじゃ変わらないと思うよ、何言ってもね。
確かにそういう側面はある。
だけど、それはどの業種でもあることだと私は思う。
すでに何らかの業務をスタートされている人は、大枠として今やっていることが間違いだとは思っていないのだ。
どこかは誤っているかもしれない、それを指摘されるのには抵抗はない。
しかし、全体的に問題があるから、一から考え直そうみたいな話は受け付けないのが普通なのではと。
今の状況を何とかしようと、経営者自体も必死に考え、スタッフも努力してくれている。
それを全否定するようなアドバイスなど、聞く耳持たないというのも、よくわかる。
今のビジネスモデルじゃ、ビジネスとして成り立たないなんて言ったら根底からコミュニティFMの存在意義がひっくり返りかねない。
身もふたもないとは、このことだろう。
だが、正直なところ、コミュニティFMを何とかしようと思えば、今ある状況を一度全否定してしまった方が合理的なのも事実ではないだろうか。
一から考え直しましょう、今迄のことは一度すべて忘れましょう。
それができれば苦労がないのかもしれない。
今迄こうやって、何とかうまくやってきたのだ。
確かに問題がないとは思わないが、今さらやめるといっても次を考えるのが大変ではないか。
だから、少しずつ欠点を修正しながら、今の方向でやっていくつもりだ。
私も何度かそんな言葉を聞かされたことがある。
コミュニティFMは変わらない、さて、どうしたものだろうか。