フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

パーソナリティ

ラジオって、パーソナリティで聞くような気がする。
同じニュースでも、その人がどんなコメントをするのか、どんな感想を述べるのかに興味を持つのではないかと思うのだ。
だから話題自体は、陳腐であっても、難解であってもいい。
その人が、自分の意見をまぜて、面白おかしく紹介してくれればリスナーは満足なのだ。
コミュニティFMのDJが、例えば政治とか経済とか、いわゆる硬派な話題にコメントするのを不快に感じるという人がいる。
おまえの意見なんか聞きたくないよ、というところか。
だが、それは話題が政治とか経済だからというわけではないと思う。
中途半端なコメントをするから不快なのだろう。
お前が言うな、お前の説教等聞きたくない。
要はパーソナリティの腕ひとつなのだ。
自慢げに語るなんてのは、最低。
本当に物事を知る人は、高みから話しかけたりしないものだ。
知ることを知ると言い、知らないことを知らないと言う、これ知るなり。
そんな格言を思い出した。
謙虚と言うか、己を知るというか。
パーソナリティには、そんな精神修行も必要なのかもしれない。