フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

続けることの難しさ

コミュニティFMとは限りませんが、いい番組を続けるというのは、とても大変なことだ。
それが月〜金の帯だったりすると、そんなに毎日毎日面白い番組を作るなんて至難の技。
しかも、番組に制作費がほとんどなかったり、情報を集めたくても、そんな時間も人材もいなかったりすると、とりあえず放送を続けることで精一杯だったりする。
しかも、リスナーはシビアと来ている。
手を抜いたりするとすぐに見破られるし、1回聞いただけの人も、その1回ですべてを判断してしまう。
つまり、2回に1回ぐらいいい番組をやってもダメなのだ。
3回に2回でもダメ。
毎回、毎回、いい番組を続けないといけない。
そうしないとリスナーは評価してくれないと思った方がいい。
こちらはこんなに大変なのだから、リスナーはそれぐらい理解してくれてもいいんじゃないかと思う人は多いだろう。
だが、これは学校教育ではない、ビジネスなのだ。
毎回安定したサービスを提供してくれるから、リスナーは顧客化する。
その顧客がいると信じれるからこそ、スポンサーは宣伝費を投下してくれるわけだ。
安定したサービスがあってこそ、信頼を得ることができる。
さて、みなさんのコミュニティFMは、このクオリティ・コントロールに成功されていますか。