フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

リスナーとの距離ほか

リスナーの姿を把握しているかという話をしたが、もう一つ大事なのはリスナーとの距離の取り方だ。
無視するのは問題だが、あまりおもねる形にはならない方がいい。
お客さまは神様だが、それは客が客であるという立場を越えない場合だけである。
リスナーはお客さまだが、それ以上の発言をしはじめると、途端に客ではなくなる。
今以上のサービスを要求されても、私達にはできないと放送局は言うべきだろう。
自分達にできることは、これこれである。
それ以上のことはできません、と。
災害放送などで顕著なのだが、コミュニティFMにはできることとできないことがあるのだ。
地域の住民の方から直接受信料をもらっているNHKとは基本的に違うのである。
NHKにできないのなら、代わりにやってあげます。
だからNHKは、コミュニティFMに委託料を払って下さいというスタンスもありなのだが、今のところそんな話はあまり聞かない。
コミュニティFMのできることは、ここまでです。
それ以上、地域として必要なら、その分を費用として予算化してください。
それに近いことは、初期のころ、木村太郎さんが提言されていたことがあったが、その後どうなったのだろう。
ま、その前に克服しないといけないことがある。
コミュニティFM自身が、できることとできないことを峻別していない、ということ。
その場その場で判断しているというか、できないものはほっておけというニュアンスを感じるというか。
私の認識が間違っているのなら幸いなのだが。