フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

スターデジオ

第一興商が作る衛星ラジオ「スターデジオ」は、一応100chの放送が楽しめるという。
ただ、ほとんどのチャンネルが1週間単位で同じものの再放送。
一つのユニットを何ども繰り返して放送している。
そうでなければ、100chもの放送を届けることはできないだろう。
スターデジオも、コミュニティFMにコンテンツを供給するスタンスをとっている。
ミュージックバードのようなコミュニティFMチャンネルというのはないが、好きなだけ任意のチャンネルから選択可能というシステムらしい。
ただ前に関係者に聞いたところでは、なかなか受けてくれるコミュニティFMが増えないという。
使い方によっては、なかなかバラエティがあってよいのだが、選択肢が多すぎると受ける側も厄介ということなのかもしれない。
J-WAVEのように、選択肢が一つしかない方が、受ける側は楽なのだと言う人もいた。
シンプルイズベストというわけだろうか。
他にもFMアメリカがコミュニティFM用に番組供給をしている。
一時期、FMアメリカもミュージックバードの1チャンネルを制作していたことがあったが、今はどうしているのだろう。
コミュニティFMに番組を供給するだけでは、なかなか採算ベースに乗らないと嘆いていたスタッフもいた。
コミュニティFMを顧客にしても、利益には限度があるというのだ。
確かにビジネスモデルが確立しない業界相手では、何をどう作ればもうかるのかまで考えつかないというのが本当かも。
共存共栄への道は遠いとしか言い様がないのが現状のようである。