フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

こんなコミュニティFMなら

自分がリスナーだったとしたら、どんなコミュニティFMを聞きたいか。
もうそれほど若くないから、ナウヒッツみたいなものはあまり聞きたくない。
NHKのラジオ深夜便のコーナー「日本の歌・心の歌」みたいなものが一番いい。
懐メロソングと言われたらそれまでだが、聞き流すというよりも、ちょっと手をとめて耳をすませたくなるのは事実だ。
後、城達也さんがやっていた頃の「ジェットストリーム」なんかも聞き流すにはちょうどいい。
少し前までは、ジェットストリームを聞き終わって寝についたことがよくあった。
ああ、もう寝なくっちゃと思って、部屋のライトを消してベッドに入る。
自分のライフスタイルとともに、ラジオがあり、今も記憶の一部分を形成しているのだろう。
受験生の頃の深夜放送とか、ラジオ講座とかも。
などと書いていると、結局年令によって聞きたいものが違っていたんだなということに気づいた。
若い連中に、懐メロ聞かせるのも限度があるし、オッサンに青臭い話を聞かせてもバカにされるだけだろうし。
時間帯で、結局今のように年代別に住みわけるしかない、そんな結論が出てきそうだ。
それだけの幅広い年代のリスナーが存在していると仮定してだが。
しかし、そんな編成をして本当にリスナーがビジネスとして成り立つほど聞いてくれているのだろうか。
やはり、その地域で一番コミュニティFMに興味を持ってくれる層というのがあるはず。
その層に向かって、一日中好みにあった放送をするのがコミュニティFMにとってはマシかもしれない。
とにかく、何かこれというもので、自分達を差別化することから始めないといけないのでは。
無難なところで、こんな感じでどうでしょうみたいな編成の決め方ではビジネスには結びつきにくいと私は思う。
そういうことで、今一番聞きたい放送って何?私ならやっぱりジェットストリームかな。