フロムさんの大きなお世話~コミュニティFM編

コミュニティFMについてラジオプロデューサー、フロムさんが色々語っています。

J−WAVE

コミュニティFMがJFN替わりに使っているのが衛星版のJ−WAVE。
JFL(独立系FM局のネットワーク)系の放送局のサービスエリアと重ならないコミュニティFM局なら、穴埋め番組として再送信できる。
東京の雰囲気がそのまま伝わり、地方では評判なんだそうだが、作る方はさぞ大変だろう。
コマーシャルは全部抜かないといけないし、スポンサーがOKしない番組は、違う番組を別に作らないといけない。
しかも、そんなに制作費が回収できるわけでもない。
できれば、このやり方を止めたいとJ−WAVEは思っているかもしれないが、受け局のことを考えるとなかなか決断もできないようだ。
地方に出張していたスタッフが、J−WAVEを再送信しているコミュニティFMを聞いてきたという。
東京の交通情報をそのまま流すのは、まあまあ御愛嬌だが、総じて地元制作の枠とJ−WAVE枠のバランスが悪いというか、しっくりしていないらしい。
質の差、コンセプトの差、あまりにも異質というイメージらしい。
これなら、地元制作をやめて全部J−WAVEを流した方が違和感がないのではという結論になった。
地元の情報を流さないといけないのなら、J−WAVEに作ってもらって、ネットで送ってもらえということに。
スタジオもボランティアスタッフも要らなくなるけど、それでいいんじゃないのなんて思ったのだが、いかがなものでしょうか。