ついに170局

放送ジャーナル（日刊の業界紙）によれば、コミュニティFMがついに170局になったそうである。
昨年の今頃は、確か163局だったから、一年間で７局増えたことになる。
まだまだ放送局に夢を持っている人がいるということだろう。
少し古い資料だが、コミュニティFMの市場規模は137億円で、放送全体の0.5％だそうである。
このうち、半分以上は自治体からの補助金みたいなものかもしれない。
ついでに、売上げ分布状況も書いておこう。


1000万以下：13社
1000〜5000万：54社
5000〜１億：57社
１億〜５億：25社
５億以上：２社


さて、皆さんの局はどこに分類されるだろうか。
５億以上となると、県域のＦＭ局といい勝負である。
このあたりのビジネスモデルなんか、一度整理して報告させてもらうつもりだ。
で、この数字を見て、やはり5000万以下の67社なんかが、色々苦労している局ということになるだろうか。
都会の局と田舎の局でも違いはあるだろう。
でも、確かにこういう資料を見ると、コミュニティFMの団結というのは、なかなか難しいだろうと思われる。
売上げに差がありすぎると、議論も深まらないだろうし。